ウクライナ日本センター of Igor Sikorsky KPI
月・金 11:00-19:00
土 11:00-18:00
平日 09:30 - 18:00
リモートワーク
さる2月12日にお正月を迎える行事、餅つき大会が例年同様キエフ日本語補習校運営委員会主催、在ウクライナ日本大使館、及びウクライナ日本センター・イホル・スィコルスキー記念キエフ国立工科大学(以下UAJC)の協力の下に行われました。
主催者によると、この行事はキエフに住んでいる日本人にとって毎年待ち遠しいもので、家族みんなで楽しめるものの一つです。今回は来賓として日本大使館から原田公使が参加され、UAJCのスタッフも御相伴に預かりました。
餅は、『望』を意味しており、家族みんなが幸せで希望が叶うようにという願いを込めて、神仏にお供えし、おめでたい儀式に用いるのしきたりでした。以前は多くの家庭に臼や杵があり、家族みんなで餅つきをしましたが、現在都市部でそういった光景にはあまりお目にかかれません。行事自体は今でも地域自治体などにより子供達の為に続けられています。ウクライナでの餅つきは、当地に住む日本の子供達が長年続けられた伝統行事を忘れぬように行われています。一般に餅つきは年末、或いは年始に行われますが、その時期にキエフに集まることは困難な為、例年二月に行われています。